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ただの山、じゃない。 御岳山

はじめて御岳山を訪れたのは小学生の頃。
大きく深呼吸をした母が、
空気がおいしいね、と言った。
私も深呼吸してみたけど、
空気の味はよくわからなかった。

ケーブルカーの駅から、
長い坂道と階段がつづく。
はしゃいで飛ばしていた私のシャツが
どんどんと汗で滲んでゆく。
やっとの思いで階段を登りきると、
大きな神社があった。
見よう見まねで神様にご挨拶をした。
目を開けて隣を見たら、
父と母はまだ目を閉じて頭を下げていた。

父にせがんでおみくじをひいた。小吉だった。
小吉くらいがいいんだよ、
という父の言葉の意味はよくわからなかった。
遠くに東京の街が見えた。
つめたい風が汗ばんだシャツに心地よかった。

あれから数十年、
大人になった私はまた御岳山に登っている。
思いっきり深呼吸をした。
空気がおいしい、そう思った。

ただの山、じゃない。御岳山 ただの山、じゃない。御岳山
御岳山のただの山じゃない 10の魅力 御岳山のただの山じゃない 10の魅力
124人。 124人。

124人。
御岳山で暮らしている人の数です。
「なぜ、山の上で暮らすのですか?」
600年前から先祖代々ここで生きる片柳さんに
そう尋ねたら、逆に聞き返されました。
「あなたはなんで、街に住んでいるんだい?」
うーん、なんでだろう。便利だから、かな。
山の上の暮らしを見ていたら、
ほんとうに大切なものがなんなのか
ちょっとわからなくなってしまいました。

ここは、人と自然が共生する山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、人と自然が共生する山。 ただの山、じゃない。御岳山

おいぬ様。 おいぬ様。

あの日本書紀に記された、昔々の伝説です。
深い霧に包まれた御岳山の山中で
道に迷った日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は
突如あらわれた
真白なニホンオオカミに導れ、
命を救われた。
それ以来「おいぬ様」としてこの山に祀られ、
私たちを守ってくださっているそうです。
おいぬ様、ありがとうございます。
ワンワン!
あ、我が家のおいぬ様が
お腹を空かせていらっしゃるようだ。

ここは、おいぬ様の山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、おいぬ様の山。 ただの山、じゃない。御岳山

パワースポット。 パワースポット。

929mの山頂に鎮座する
武蔵御嶽神社を筆頭に、
そのさきの霊峰、奥の院。
険しい坂の途中には、
樹齢1000年といわれる
神代ケヤキがそびえ立つ。
マイナスイオンで満たされる2つの滝。
恋愛成就と安産は産安社で。
御岳山は、パワースポットの宝庫。
生半可な気持ちで
そのすべてをめぐることはできません。
そうか、だからご利益があるのか。

ここは、パワースポットの山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、パワースポットの山。 ただの山、じゃない。御岳山

滝行。 滝行。

その昔、関東一の霊山といわれる御岳山では
たくさんの人が修行をしていました。
滝行もそのひとつ。
清く冷たい水で雑念を洗い流し、
心身を鍛錬する。
それはそれは厳しい修行ですが
なんだかちょっと、気持ちがよさそう。
そんなふうに思うのは、
私の心に雑念があるからでしょうか。
すっきり晴れ晴れと、生きたいものです。

ここは、修行できる山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、修行できる山。 ただの山、じゃない。御岳山

ここは、泊まれる山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、泊まれる山。 ただの山、じゃない。御岳山

御岳山の上には21軒の宿坊があります。
江戸時代、遠方の参拝客を
もてなすためにつくられたお宿は、
500年経った今も変わらず、
人々の疲れを癒している。
あつい湯船に思わず漏れる「あぁ」。
料理が運ばれてきた時の「おぉ」。
お酒を飲み干した後の「くぅ」。
見上げた夜空のお月様に「わぁ」。
500年前なんて、想像もできないけれど
思わず声が出ちゃうものって、
そんなに変わらないんじゃないかな。

ここは泊まれる山 ただの山、じゃない。御岳山 ここは泊まれる山 ただの山、じゃない。御岳山

原風景。 原風景。

苔むす岩肌と清らかな沢。
御岳山のロックガーデンを歩いていると、
自分が日本人なんだってことに
あらためて気づかされる。
苔は一日にしてならず。
少しずつ、長い時間をかけて生育し、
この景色をつくる。
ゆっくり、じっくり。
そこがいいのです。
私たち、ちょっと急ぎ過ぎかもしれないですね。
ゆっくり、じっくり、歩いてみます。

ここは癒しの山 ただの山、じゃない。御岳山 ここは癒しの山 ただの山、じゃない。御岳山

鼯と羚。 鼯と羚。

なんて読むかわかりますか。
正解は「ムササビ」と「カモシカ」。
御岳山で、けっこう出会える生き物です。
夏は森の妖精こと
「レンゲショウマ」がかわいい花を咲かせ、
清流の岩陰には
「サンショウウオ」が息を潜める。
森に立ち込める深い「霧」や、
雨が降ったあとにだけ現れる
「雲海」も山の上の名物です。
あ、ここだけの話ですが
「あれ」も出るらしいですよ。
私はぜったいに出会いたくない、あれ、です。

ここは、珍しいものに出会える山 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、珍しいものに出会える山 ただの山、じゃない。御岳山

鼯と羚。 鼯と羚。

昼の御岳を楽しんだ観光客が
下山をはじめる頃、
登りのケーブルカーに乗って
山頂をめざす人がいる。
夜の御岳を知る、ツウな人たちです。
山に沈んでいく夕陽を見届けたら、
バトンタッチするように
月光がその存在感を放つ。
しんとしずまりかえる森。
眼下に広がる東京の夜景を見下ろして、
頭上に広がる満天の星空を見上げる。
これ、東京の最先端の夜遊びです。

ここは夜の美しい山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは夜の美しい山。 ただの山、じゃない。御岳山

夜景。 夜景。

江戸の昔、御岳山には
関東一円の農民たちが、
豊作を願って毎年参拝に訪れていました。
クルマとか電車なんてもちろんない。
長い旅路をもろともしない
信仰心があったのです。
えらいなあ、なんて思っていたら
いちばんの楽しみは、
飲んで食べて遊ぶこと、だったんですって。
なーんだ。
今も昔も、人にはあそびが必要。
なんていい聞かせながら、
今日は思いっきり遊ぶとします。

ここは、遊び心の山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、遊び心の山。 ただの山、じゃない。御岳山

あそび。 あそび。

御岳山が信仰の対象となったのは、
約1400年前と言われています。
太古の昔は八百万の神に祈りを捧げ、
戦国の世では武将たちが武運を祈り、
江戸に入ると農民たちが豊作を願った。
この山の神々は、時代時代で変わりゆく
人間たちの(勝手な)お願いを
1400年も受けとめてきた。
神様。今日はひとつ、
私のちっぽけな願いを
聞いていただければ、と。

ここは、歴史と文化の山。 ただの山、じゃない。御岳山 ここは、歴史と文化の山。 ただの山、じゃない。御岳山

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所在地:
198-0175 東京都青梅市御岳山17